皆さんこんにちは!
Football Community 一宮シティ代表のようたコーチです。
4月より一宮市でサッカーチーム・サッカースクールをオープンいたします!
このブログでは、
「サッカーを始めてみたい!」
「サッカーをやってみたい!」
「もっと楽しみたい!」
「もっとうまくなりたい!」
こんな想いを持つ方々へ、
もっとサッカーが楽しくなるコツや
私自身の考え方、
指導するときに大切にしていることを発信していきます♪
今回は、子どもと関わる時に大切にしていることについてお話しさせていただきます。
勝利至上主義という課題
現代のスポーツ界には、
若年層からの勝利至上主義という大きな課題があり、
各競技で課題解決の動きがみられています!
柔道では、小学生の全国大会が廃止になるという解決策も出されています。
「小中学生の全国大会は子供を不幸にする」スポーツ界にはびこる”勝利至上主義”という麻薬
罰から逃れるためではなく、主体的な学びが重要
サッカー界も例外ではありません。
サッカーチームやスクールでは、
人気=強いという構図がいまだに残っていると感じれます。
たくさんの子どもたちに来てもらうために、
結果を残すことが求められています。
そうすると、
うまい選手だけを試合に出し続けたり、
ミスをすると強い言葉で指摘されたり、
ミスが続くと交代させられたり、
一生懸命にプレーしてないと思われると罰が待っていたり・・・
怖いコーチがいて…
しっかりしないと怒られる。
ミスをすると怒られる。
失敗すると試合に出られなくなる。
試合に負けると怒られる。
怒られたくないから、頑張る…
怒られたくないから、しっかりする…
こんな光景を目にしたことはありませんか?
こういった指導の先に健全な成長があるのでしょうか?
子どもたちはサッカーが大好きなままで入れるのでしょうか?
子どもの心に寄り添う
私たち大人は、このような言葉を口にしてしまいます。
勝つためには、もっと練習しなくちゃ!
うまくなるためには、もっと頑張らなくちゃ!
プロになるためには、もっと厳しくしなきゃ!
大人の想い=子どもの想い
ではないことを理解することがとても重要です。
勝って欲しいのは・・・
うまくなって欲しいのは・・・
プロになって欲しいのは・・・
子どもじゃなくて大人なのかもしれませんね。
子どもがどうしたいかは
その子自身が決めていくもので、
それを尊重して、
その方向に導くことがとても重要であると考えています。
それも、怖さや罰をちらつかせて
従わせるのではなく、
子ども自身が
それは大切なことだ!
もっとこうしてみよう!
自分のこれを直そう!
と考え、納得して行動していくことが重要です。
子どもたちが大人になってもサッカーが好きなままでいてほしい
勝つために・・・
うまくなるために・・・
プロになる・・・
という大義名分のもと、
休日も1日中練習や試合。
怪我を押してテーピングをしてプレーする。
スライディングや戦う気持ちを要求される。
何度も繰り返しダッシュ。
コーチからの罵声にも耐え、
家族で休日を過ごす時間もない。
友だちと自由に遊ぶ時間もない。
勉強をする時間もない。
どれだけ辛くても・厳しくても我慢して乗り越える。
家でもサッカーのだめだしを親にされる。
こんな日々を毎日何年も過ごしていくとどうなると思いますか?
サッカーをしたくなくなります。
明日、雨降って中止になって欲しい。
怪我して休みたいな。
と思うようになってしまいます。
最終的には、サッカーをやめるようになります。
高校を卒業後にサッカーをプレーしなくなる人がとても多いのをご存じでしょうか?
「この先もあんなにつらいことをやりたくない」
「もっと楽しいことがしたい」
という理由がとても多いのです。
どうしたい?どうしたかった?を大切に
私たちの人生は、自らの好奇心に従って切り開いていきます。
『子どもたちがどうしたいか』
これが本当に重要だと考えています。
プロになりたい!
もっとうまくなりたい!
サッカーが好きだー!
と子どもたちが本気で思えば、
自然とハードワークするようになります。
誰に何も言われなくても、
家でボールを蹴るようになります。
サッカーのゲームや練習でも同じです。
僕はこんなプレーがしたい!
と意思を持ってプレーすることがとても重要です。
状況を感じ、次はこのプレー!
と自分で選択していくのです。
指導者や保護者が
今はドリブル!パス!
などと言ってしまうのではなく、
「どんなプレーがしたかったの?」
と意見を聞くだけで、
子どもたちの発想の豊かさに気が付きます。
案外子どもたちは様々なことを考えながらプレーしています。
「相手が来てたからパスをしたんだよ」
「この味方が見えてパスをしてみたよ」
と。
サッカーも、
私生活も、
大人の都合で子どもたちを動かすのではなくて、
できる限り
子どもの想いを大切にできるようにしたいです(^^)
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