皆さんこんにちは!
Football Community 一宮シティのようたコーチです。
4月より愛知県一宮市でサッカーチーム・サッカースクールをオープンいたします!
このブログでは、
もっとサッカーが楽しくなるコツや
私自身の考え方、
指導するときに大切にしていることを発信していきます♪
本日は、学習における考え方について書いていきたいと思います。
楽しむことが学びになる
退屈なことの反復も学び?
①つまらないけど、基礎を徹底的に行う
→できるようになったら応用。
②実践的で楽しい!
→基礎はそのあと。
みなさんは
こんな学習方法があるとしたら、
どちらを選びますか?
どちらをお子様にさせたいですか?
おそらく、
多くの人は①の学習方法を選択するのではないでしょうか?
少なくとも、
学校の授業は①のスタイルですね。
文字の反復で字を覚える?
前述のとおり、
私たち大人が受けてきた教育は
①つまらないけど、基礎を徹底的に行う
→できるようになったら応用。
というスタイルです。
今現在の子どもたちも、
学校・塾・サッカー(習い事)など、
多くの場で
このような学習方法に接していると考えられます。
そのわかりやすい例が文字の書き取りです。
小学校1年生から
ひらがな・カタカナ・漢字
と文字を書く練習から始まります。
①先生のお手本を見る
②科基準通りになぞる
③一画ずつなぞる(一画目・一画目と二画目・・・)
④白紙の枠に書く
⑤ドリルの例文を書く
⑥書き取りノートに反復して書く
こんな感じではないでしょうか?
宿題は早く終わる方法を見出す能力の訓練
だいたいは、
書き取りノートへの反復練習が宿題に出される・・・
という流れですよね。
大人になった今思いかえすと、
漢字の書き取りなんて、
どれだけ早く終わるかを考えることしか考えていなかったな~と思うんです。
漢字の書き取りだとしたら、
部首をすべての枠に書いてから、
隣の部分を書いていく・・・みたいな感じです。
漢字ノートへの書き込みで文字を覚えてはないですよね・・・
文字の書き取りの課題は
本当に面倒くさいし、
つまらないし、
時間がかかるし、
覚えられない。
というのが子どもの本音だと思います。
その記憶があるのに、
私たち大人は同じことを子どもたちにさせてしまいますよね・・・
身につくのは活用した時
きっとその文字を覚えた時って
読書でその漢字が出てきて読んだり、
作文を書く時に使ったりと、
実際にその文字を
いろいろな場面で
使っていった時なんじゃないかなと考えています。
日常で使わない英語は、
話せるようになるには時間がかかります。
そう考えると、
文字を自分の意志で
使う場面が多くなると、
覚える可能性が高くなります。
そしたら、
文字の書き順やら、
形やら、
バランスを
子どもたちが退屈な方法で
教えるのではなくて、
文字を書くのを大好きにした方が
文字を早く楽しく覚えることができると思うんです。
【実践】から【基礎】の順番です。
【楽しい】が学びの本質
ひらがなの書き取りであれば、
例えば、
【好きな食べ物を書こう!】
のようなテーマで、
画用紙に好きな食べ物の名前や絵をたくさん書いてもらいます。
わからないことがあれば、
先生に聞いたり、
教科書や本を見たり、
タブレットで検索したり・・・
先生:「みんなどんなこと書いたの?」
子ども:『ばなな』『りんご』『はんばーぐ』『もも』『ごはん』『おにく』・・・
先生:「ちなみに、みんなは【は】ってどう書いた?」
Aくん:「横の棒から!」
Bくん:「僕はグルンってやつ!」
Cさん:「私は縦棒から!」
先生:
「ちなみに先生は、ここから書いたよ!」
子どもたち:「え!なんで?なんで?」
先生:
「なんでかっていうと、
書き順っていうものがあってね、
書き順通りに書くと
すごくバランスが取れるんだよ!
だからみんなでちょっと練習してみよっか!」
こんな感じの授業だったら、
楽しみながら
文字に触れることができ、
そんな積み重ねが
『文字を書くのって楽しいな~』
と子どもが思うきっかけになるのではないでしょうか?
そうなったら、
もう自然と文字をたくさん書きたいと思うし、楽しく覚えていくことができます!
文字も想いを伝えるための手段のひとつ
手段と目的を
切り離して考えるようにすると、
文字も覚えたり、
理解することが目的ではなくて、
文字を使って、自分を表現することが目的になります。
想いを伝えたり、
作文で考えを主張したり、
メモとして使ったり・・・
サッカーも全く一緒で、
テクニックの習得、
足技の習得が目的ではありません。
テクニックを活用して、
ゲームに勝つことが目的です。
そのための使い方を、
ゲーム(実践)の中で探索して、
自分で見つけていくことが重要です。
コーチが決めたことを
そのままするのではなく、
自分で解決策を見つけることに成長があります。
子どもたちを取り巻くすべての環境が、
楽しく学べる環境になるといいな~と思っています!
そんな環境を作っていきたいと思います♪
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