皆さんこんにちは!
Football Community 一宮シティ代表のようたコーチです。
4月より愛知県一宮市でサッカーチーム・サッカースクールをオープンいたします!
このブログでは、
もっとサッカーが楽しくなるコツや
私自身の考え方、
指導するときに大切にしていることを発信していきます♪
本日はサッカーの捉え方について考えていきたいと思います!
ドリブル練習ひたすら練習は
みじん切りをひたすらする料理教室と一緒
サッカーを考える時に料理に例えると、
とても分かりやすいな!と考えています。
サッカーの練習では、
コーンドリブル、
フェイント練習、
リフティング練習といった
ボール扱いを
徹底してやりこむことが多く、
ボール扱いのテクニックを上げることに
一生懸命になっている子や
チームがとても多い印象です。
この状況を料理に例えると・・・
『包丁さばきがうまくなれば料理がうまくなる』
と考えている・・・みたいな。
だから、
まずはひたすらにいちょう切りの練習をする・・・
その次は、半月切り。
その次は、みじん切り。
ドリブル練習をひたすらするってことは、
こんな感じです。
料理教室で、
ひたすらみじん切りをするクラスなんてありますか?
カレーを作るための乱切り
料理の手順は、
全て目的のために用いていると思います。
例えば、今日はカレーを作る。
だから、にんじんは乱切り。
ジャガイモも乱切り。
玉ねぎはくし切り。
カレーを作るという目的があって、
それに合った切り方や調味料を選びます。
調味料を入れる練習はしません。
【カレー作り】
という実践の中で、
具材の切り方、
炒め方、
調味料のタイミングや量
をトライしていきます。
そう言ったことを繰り返す中で、
調味料の量を変えてみたり、
切り方が上手になったりするのではないでしょうか?
突破のためのドリブルと相手を引き付けるドリブル
サッカーでも目的に応じて、
アクションを実行します。
例えばドリブルでは、
突破のドリブルと運ぶドリブルがあります。
同じドリブルでも、
目的が違うので、
うまく行うポイントは
全く別のものになります。
突破のドリブルは、
言葉の通り
相手を抜き去ることが
目的になります。
ポイントは・・・
・スピードの変化
・方向の変化
・相手との間合い
・逆をつくことなど
運ぶドリブルでは、
相手を引き付けて
味方をフリーにすること
が目的になります。
ポイントは・・・
・フリーの時に行う
・スペースに運ぶこと
・どの相手がプレスに来るか把握する
・相手がでて来たら味方がフリーになる
・引き付けたい相手が決まってたら相手に向かって運ぶ
となります。
目的に応じて用途が変わる
サッカーの他のアクションも、
目的に応じて用途を変化させなければなりません。
こういうことを
理解している選手のことを
頭がいい!
サッカーIQが高い!
などと言ったりします。
どうやったら、
こういう能力が身につくか?
それは、そういったことを大切にしている指導者の下でプレーをするしかありません。
僕自身も年中からサッカーを始めて、
ナショナルトレセンに入ったり、
全国大会に出場したりと
それなりのレベルでプレーしてきましたが、
こういう考えになったのは大学生の頃でした。
サッカーの原理原則から
ゲームでの判断基準を知ることで、
『わかるから何度でもできる』
という状態になります。
ひたすら包丁さばきの練習をする料理教室はおかしい
多くの人が
ひたすらに
包丁さばきの練習をする料理教室には
違和感を覚えるのではないかと思います。
だけど、
なぜかサッカーになると・・・
ひたすらにドリブル練習をするところには
違和感がなかったりします。
ということで、
今日は、
料理を練習するように
サッカーも練習しよう!というお話でした♪
そんな指導を心がけています(^^)
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