皆さんこんにちは!
Football Community 一宮シティのようたコーチです。
愛知県一宮市でサッカーチーム・サッカースクールを行っております!
このブログでは、
もっとサッカーが楽しくなるコツや
サッカーの考え方、
子どもと関わる時に大切にしていることを発信していきます♪
本日は、【学習の成果までになぜ時間かかるのか?】というお話をさせていただきます。
学びとは?
前回の記事でもお話した内容ですが、振り返りながら進めていきたいと思います。
まずは学びとは何か?
という事について考えていきます。
学びとは
【即座の行動の変容】と【自律】の2つに大きく分かれていると考えます。
この違いは、
学びの主体が
指導側にあるのか、学習者にあるのか、
です。
【即座の行動の変容】は、主体が指導する側にあります。
子どもを取り巻く環境で考えると、
コーチ、先生、親といった立場が上にある人(大人)たちのことを指します。
指導する側に
『こうしてほしい』
『こうさせたい』
というものがあり、
その行動をとらないと、
圧力をかけたり、
罰則を設けたりして行わせようとする行動では、
即座の行動の変容は期待できます。
しかし、
そのような外的要因をきっかけに
行動している子たちは、
他の人が関与しない場合に同じ行動をするかどうかは疑問であり、
即座の行動の変容は学びといえるのか?という疑問が残ります。
学びを、自分で考えて行動できるようになること
だと考えると、
主体を学習者におき、
目的は何か?
何がしたいのか?
そのための方法はどんなものがいいのか?
を学習者自身が発見していくことがとても大切になります。
学びが自立に向けたものであるならば、
成果が出るまでには時間がかかることを理解する必要があります。
それは、学習者が自分の考えや行動を成熟させるために必要な過程だからです。
たとえば、子供に手を洗わせたいと考えた場合、
その洗わせたいと思った人は誰なんか?を考えなければなりません。
手を洗わせたいのは大人であり、
子供自身は特に手を洗いたいとは思っていないかもしれません。
子供は手を洗わないと怒るかもしれないし、
おやつやゲームが制限されるかもしれないと思っています。
だから手を洗わなくちゃ・・・と。
しかし、逆に自立を促すためには、コミュニケーションが必要です。
遊びの要素を入れて
子供自身が楽しんで手を洗うような状況を作ったりと、
やりたい!と思うことが大切だと思います。
主体を学習者にすると、
行動の背景についても考える必要があります。
子供が手洗いをしない理由や
宿題をやりたくない理由を考えながら、
コミュニケーションを取り、
子供の思いを尊重しながら進めていくことが大切だと思います。
これをしなさい!
と叱るのではなく、
『どうしたの?何かあった?』
と聞いてあげることがとても大切です。
主体を学習者に置くと、
いろんな状況や考えがあって行動していることに気が付くと思います。
大人が指示をして管理するのではなく、
学習者の気持ちを1つずつ解消していくが必要になります。
そのため、自律に向けた働きかけというものは、
成果が出るまでに時間がかかってしまいます。
こんなことが大切なんだよ!!
って言葉で伝えるのではなくて、
子どもたちが自然と気が付けるようにサポートすることがとても大切だと思います。
そんなことを自分に言い聞かせるブログになりました。
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『楽しむ心と創造性を育むサッカーコミュニティ』
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(FC一宮シティ)
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